実用新案権の取得の勧め

①実用新案権は、実体的な審査を行うことなく、発生します。出願すれば、権利になりますので、特許を取れるほどの技術でない場合に、他社への牽制(権利があるので、その製品の模倣をさせ難くする)目的で取得するのに、最適な権利です。

 

②権利にかかるコストを大変安くすることができます。審査がないので、特許に比較して、特許庁費用を大幅に低減できます。弊所への出願にかかる手数料も、中小企業様へのご支援という観点から、特別に、特許よりも1割引きで提供させていただいております。

 

現時点で、特許出願をするほどの予算がない場合に、実用新案権を取得するという方法を提案させていただきます。後に特許権を取得したくなったときに、実用新案権に基づいて、特許出願をし直すことも認められています。

 

③審査がないので、早く権利になります。早く権利になると、早く公開されます。公開されると、その後に、自社技術と同じ内容の特許権等が取得されることを防止できます。このため、他人の特許権等の権利化阻止を目的として実用新案登録出願を行うことも良策です。

 

もっと知りたい方は、弊所にお電話又はEメールでお問い合わせください。実用新案のメリットデメリットは、複雑なので、実用新案Q&Aを設けておりません。